男性ホルモン、女性ホルモンは薄毛の原因になる?

薄毛の原因 2018.12.21

男性ホルモンの中で薄毛の原因になるのはジヒドロテストステロン

男性ホルモンでハゲる訳では無い

男性ホルモンが増えるとハゲると言われることがありますね。確かに、男性の場合は男性ホルモンが薄毛・抜け毛に関わっている場合も考えられますが必ずしもそうとは限りません。

食事バランスや睡眠不足、ストレスなども薄毛の原因として気をつけるべきことです、

それに、主要な男性ホルモンであるテストステロンは薄毛に関わっていないので薄毛対策に男性ホルモンを減らすことは合理的と言えません。本当に男性ホルモンが増えてハゲるのなら最も分泌量が多くなる思春期から20代にかけてが最も薄毛に悩むはず。しかし、実際に薄毛で悩む人の多くは40代以降です。

それどころか男性ホルモンは男性にとって重要な働きをしていることから減らさないように努力すべきです。

男性にも更年期があることご存知ですか?

テストステロンには体を男らしく、筋肉増強する効果があります。思考の面でもポジティブになったり覇気をもたらしてくれたり、その他にも太りづらさや頻尿予防など様々なところに関わっています。

そのため、テストステロンが十分に分泌されている状態絵は男性として魅力的かつ健康な生活ができます。しかし、テストステロンは加齢に伴って分泌量が減ってしまうことがあります。すると、太りやすくなったり鬱っぽくなったりします。EDやその他疾病のリスクを高める恐れもあります。

実は、男性にも更年期障害があるのです。女性の更年期障害はよく話題になりますが男性の更年期障害はほとんど知られていません。もし、若い頃に比べて何らかの変化が見られるときは男性ホルモンの不足を疑ってみましょう。

ジヒドロテストステロンがAGA(男性型脱毛症)を引き起こす

このように主要な男性ホルモンであるテストステロンは薄毛の原因になりませんでした。しかし、テストステロンが5αリダクターゼと反応してジヒドロテストステロンという男性ホルモンに変化すると話が変わります。

ジヒドロテストステロンは、前頭部から頭頂部までの髪の毛を脱毛させる働きを持っているため増えれば増えるほど薄毛のリスクが高まります。ジヒドロテストステロンによる脱毛をAGAと言います。

ジヒドロテストステロンの興味深いところは髪の毛を脱毛させるくせにヒゲや体毛は濃くする点です。これが逆ならどれほどありがたい症状であることかと思ってしまいますね。しかも綺麗にハゲる訳ではありません。前頭部と頭頂部だけが抜け、側頭部と後頭部はそのまま残ります。

ジヒドロテストステロンは発毛サイクルを狂わせる

ジヒドロテストステロンは髪の毛に脱毛指令を出して、発毛サイクルを狂わせます。普段は発毛から脱毛までを2〜6年かけて行なっているのですが、脱毛指令を送られると発毛サイクルが早くなって数ヶ月から1年で髪の毛が生え変わるようになります。

当然、髪の毛が急速に成長することはありません。そのためAGAの人は細くて軟らかい髪の毛しか生えなくなってしまいます。徐々に細い毛→産毛→生えないという進行を見せます。髪の毛が細くなると軽くシャンプーしただけでも抜けてくるので面倒です。

AGAを早めに治すべき理由は発毛サイクルの限界です。人の発毛はおよそ40回が相場で早期にAGAを患った人はそれだけ髪の毛の寿命が早く到来します。

ジヒドロテストステロンを増やすのは5αリダクターゼ

男性ホルモンのうちジヒドロテストステロンはAGAに深く関わっています。ただ、ジヒドロテストステロンの原料であるテストステロンは男性の体に欠かせないホルモンです。一方でテストステロンと反応する酵素の5αリダクターゼは人によって影響力が異なります。

つまり、AGAになる人とならない人の差は5αリダクターゼの量にあると言っても過言ではありません。「AGAは遺伝だ」と言われるのはこれが理由です。

5αリダクターゼは優性遺伝ですから、家系に薄毛の人がいることはあなたの薄毛リスクを大きく高めます。しかし複数の遺伝子が関わっていることから全員がハゲる訳でないのも注意すべき点です。

女性ホルモンは足りないと薄毛の原因になる

女性の薄毛は女性ホルモンの”減少”が関わっている

薄毛は男性だけの問題ではありません。女性にとっても薄毛は大きな問題です。女性の薄毛は全体的に薄くなるびまん性脱毛が多く、生え際から抜けるクリスマスツリー型も見られます。

男性の場合はジヒドロテストステロンというホルモンが原因でしたが、女性の場合はエストロゲンという女性ホルモンが不足していると薄毛になりやすいです。

女性ホルモンのうちエストロゲンは髪の毛の成長に関わっています。プロゲステロンも健やかな髪の毛を作る働きを持っていますが、エストロゲンの方が主な役割を持っています。

更年期障害と薄毛

ホルモンバランスが乱れやすいのはストレスを溜めている時や、産後、更年期です。ストレスはホルモン分泌を司る自律神経に悪影響を与えるのが問題です。産後は妊娠で高まっていた女性ホルモン量が元に戻るだけなのでそこまで問題ありません。

更年期はどうしても女性ホルモンが減ってしまう時期なので様々な症状とともに薄毛にも気を使いたいです。更年期障害が年齢に問わず起きるように、ホルモンバランスが乱れれば更年期でなくとも更年期障害が起きます。

円形脱毛症にも気をつけよう

ストレスは免疫細胞を狂わせることがあり、その結果として円形脱毛症になることがあります。他にはストレスによる血行不良で薄毛になることもあります。

女性の薄毛に男性ホルモンは関わっているのか?

女性ホルモンが減少して起きる薄毛は女性のAGAすなわちFAGAと呼ばれます。これは女性ホルモンの減少によって男性ホルモンが増えると考えられていたからですが、一説では女性ホルモンが減っても男性ホルモンが増えないためやはりAGAとは異なると言われています。

何れにせよ女性ホルモンと薄毛に強い関連があることだけは知っておきましょう。

女性にも大切なテストステロン

男性に覇気と活力を与えるテストステロンは女性の生活も充実させます。生き生きした気持ちやいざという時の決断力を後押ししてくれます。社会進出を目指すキャリアウーマンは是非意識したいですね。

男性ホルモン・女性ホルモンを原因とする薄毛対策は?

男性ホルモンを減らすのではなく5αリダクターゼを阻害する

AGAは遺伝によるものであるため根本から治すことはできないし、男性ホルモンを減らしてしまうと薄毛以上に大きな問題が起こることが懸念されます。それなら5αリダクターゼを減らせると良さそうですが、現在できるのは5αリダクターゼの働きを止めるまでです。

5αリダクターゼの阻害は、薬を飲むだけでできます。したがってAGA治療といっても大掛かりなことはあまり行われません。AGAは5αリダクターゼを止めないことには治らないためサプリメントに頼る意義は薄いでしょう。

プロペシアとザガーロの違い

5αリダクターゼ阻害薬にはプロペシアとザガーロの2種類があります。プロペシアはフィナステリドという成分が、ザガーロはデュタステリドという成分が5αリダクターゼの働きを止めます。

プロペシアとザガーロを比較すると、デュタステリドの方が強い効果を持っています。しかし、プロペシアの方が安価です。したがってプロペシアで事足りるならそれに越したことはありません。

効果の違いは阻害できる5αリダクターゼの種類によるものです。プロペシアは最も影響力の強い2型5αリダクターゼにだけ働きかける一方で、ザガーロはあまり影響力の強くない1型5αリダクターゼにも効果を及ぼします。

女性の薄毛は、何よりも女性ホルモンを増やすこと

女性の薄毛は女性ホルモンを増やすことで改善が期待されます。したがって最初の受診は薄毛外来やヘアクリニックで良いのですが、時には産婦人科に頼ることもあります。薄毛は体全体の健康と関わっています

薄毛といえば育毛剤の印象ですが、育毛剤よりも必要な成分を体内に取り入れることの方が大切です。

女性の薄毛にはパントガール

女性の薄毛は男性ホルモンが関わっていないことや副作用が懸念されることからプロペシアやザガーロは使えません。それに女性ホルモンを増やすことが解決になるため、ホルモン補充療法を受けることも一つの手段となります。

そんな中、女性の薄毛治療薬として有効なのがパントガールです。パントガールは女性ホルモンを増やす薬でも薄毛の原因を倒す薬でもありません。髪の毛の成長に必要な栄養を補う薬です。

サプリメントとは医学的根拠が異なり、パントガールは女性の薄毛治療への効果が証明されています。

ホルモンバランスを原因とする薄毛の解決はAGAクリニックへ

男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが薄毛に関わっていることがわかりましたね。しかもそれぞれ対策が異なる点も気をつけたいところです。

薄毛に悩む男性は、まずAGAクリニックに行って遺伝子検査を受けましょう。その結果ジヒドロテストステロンが増えやすいようなら5αリダクターゼ阻害薬での薄毛予防が肝心です。

薄毛に悩む女性はホルモンバランスに目を向けましょう。健康的な生活や冷え対策をして、早めに女性ホルモンに関する検査をしてもらうことがオススメです。

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