AGAで生え際が薄くなったら?前髪の後退・M字ハゲに有効な対策は?

AGAの基礎知識 2019.01.23

生え際の後退はAGAの可能性あり!

鏡の前で前髪をかき上げるたびに生え際の後退が気になっている人が多いようです。普段は前髪で隠すことができるかもしれませんが、お風呂上りや風が吹いたときなどにM字に反りあがった薄毛が露わになるかもしれません。

生え際、前髪の後退は男性型脱毛症AGAの可能性があります。AGAを発症すると頭頂部と前頭部から薄毛が進行するため、あなたの生え際が薄くなっているなら今すぐAGA対策が必要でしょう。

M字ハゲは治らない?

M字ハゲは治らない!そんな情報を耳にしたことがあるでしょう。育毛剤や育毛サロンに通ったものの生え際の後退が止まらず、結局髪を失ってしまった・・・という方も多いようです。

実際、M字ハゲを治療することは簡単ではありません。適切な治療薬と根気強い治療が必要になります。ですが、前髪の後退を食い止め、AGA治療することは可能です。まず、M字ハゲになる原因について考慮しましょう。

AGAで前髪が後退する原因

男性ホルモンの影響

男性がAGAを発症する根本的な原因は男性ホルモンの影響によるものです。男性ホルモンの影響が強く出る人ほどAGAによる薄毛が進行しやすくなります。

AGAの仕組みを具体的に説明すると、男性ホルモンに含まれる5αリクターゼがジヒドロテストステロンに変化することで髪のヘアサイクルが乱れ、前髪が後退します。5αリクターゼは頭皮全体に均等に存在するのではなく頭頂部や前頭部に集中して多く存在しています。そのため、その部位が特に薄毛になりやすくM字型に反りあがってしまいます。

そのため、前髪の後退を伏せぐためには男性ホルモンの抑制が必須になり、いかにジヒドロテストステロンの生成を抑え込むかがポイントになります。

遺伝的な要因

前頭部の薄毛は頭頂部の薄毛に比べると遺伝的要素が強いと言われています。特に母親側の親族に薄毛の人が多い場合、あなたにもAGAの遺伝子が多く組み込まれている可能性があります。

ジヒドロテストステロンは5αリクターゼが変化して生成されますが、両者の結びつきの強弱が遺伝によって決まると考えられています。最初は生え際のみの進行だったものが症状が悪化すると頭頂部にまで達し、最終的には髪のほとんどを失ってしまうかもしれません。

遺伝的要素は薄毛に強い影響を与えるため、治療を成功させるためには早い段階での治療が必要になります。

頭皮環境の悪化

頭皮環境の悪化自体がAGAの直接的な原因になるわけではありませんが、薄毛の進行を助長させることがあります。中でも頭皮環境の悪化によって引き起こされる抜け毛の増加には気を付けた方がいいでしょう。

黒く・太い髪が生えて成長するためには正常なヘアサイクルを維持する必要があります。通常髪は4~6年の期間をかけて成長しますが、頭皮環境の状態が悪いと1~3年程度にまで期間が縮まります。

結果として髪は十分に成長しないまま抜け落ちることになり、新しい髪も生え出る力がないのでますます薄毛が目立つようになります。頭皮環境の悪化が深刻化すると、治療薬を使用しても十分な効果を発揮できないかもしれないので、慢性化する前に健康的な頭皮を作り出しましょう。

血行不良

頭皮の血行不良はAGAによって乱れたヘアサイクルを助長させ、抜け毛を増やす原因になります。生え際の薄毛は治療が難しいと言われていますが、その理由の一つが血行不良です。

生え際は頭頂部に比べると毛細血管の量が少なく、髪の毛は十分の量の栄養を吸収するために健康的な頭皮環境と正常なヘアサイクルを必要とします。ヘアサイクルや頭皮環境が乱れると血行不良になりやすく、栄養不足になった髪の毛根は弱く・細くなってしまいます。

AGAクリニックで処方される治療薬の中には頭皮の血行を促進させるものがあり、それらを使用することで前頭部への血流を促進させ育毛効果を高めることができます。

育毛剤と育毛サロンでAGA治療は可能?

育毛剤と育毛サロンに行けばAGAを治療できると思っておられる方も多いでしょう。育毛剤を使用するにしても育毛サロンに通うにしてもある程度のコストがかかります。

実際に育毛剤と育毛サロンで生え際の薄毛を治療することは可能なのでしょうか?論理的に考えてみましょう。

育毛剤の大半は医薬部外品

インターネットやドラッグストアで販売されている育毛のほとんどが医薬部外品または化粧品に分類されています。これらは厚生労働省によって認可されていますが、医薬部外品や化粧品はどのような基準で分類されるのでしょうか。

様々な要素が関係していますが、一つの条件は生活に大きな影響を与えるような変化を及ぼさないことです。そのため、それらの育毛剤には男性ホルモンの影響を抑制してくれるフィナステリド成分や頭皮への血行を促進してくれるミノキシジルなどは配合されていません。つまり、医薬部外品の育毛剤では男性ホルモンの影響を抑え込むことは難しく、生え際の薄毛を効果的に治療することは困難でしょう。

確かに育毛剤には頭皮環境を整えてくれる成分や血行促進作用が高い成分が配合されていますが、本格的に薄毛治療を開始するのであれば、専門クリニックを受診して必要な薬を処方してもらう必要があります。

育毛サロンでは治療行為は不可

育毛サロンでは薄毛に悩む方のサポートを行っていますが、具体的にはどのようなことを行っているのでしょうか。

  • 頭皮ケア
  • カウンセリング
  • マッサージ
  • 増毛

他にもいろいろなことを行っていますが、代表的なサポートは上記に集約できます。頭皮の状態を特殊な機械で確認したり、頭皮環境を整えるためのマッサージなどを行ってくれます。また、望む方にはかつらやウイッグなどを作り、薄毛の悩みを解決することもあるでしょう。

AGAクリニックとの大きな違いは根本的な治療法を提供しているかどうかです。AGAクリニックではジヒドロテストステロンの生成を抑制するための治療薬を処方するなどの医療行為、治療を行います。

一方、育毛サロンが行うのは治療ではなく施術なので医師免許を持っていなくても開院できます。そのため、今ある髪に艶を出させたり、元気に成長させたい場合は育毛サロンも効果的かもしれませんが、AGAによる薄毛を治療したい場合はAGAクリニックを選ぶ必要があるでしょう。

M字ハゲを治すAGA治療とは?

治療が難しいと言われている生え際の薄毛ですが、的確な治療薬を使用すれば改善を期待できます。AGAクリニックで処方されている効果的なAGA治療薬をご紹介します。

ミノキシジル

厚生労働省によってもAGA治療に有効であると認められているミノキシジル。前頭部だけでなく頭頂部の薄毛治療にも有効と言われていますが、その理由はこの薬の持つ血管拡張作用にあります。

頭皮への血行を促進することによって期待できる効果は以下の通りです。

  • 髪のヘアサイクルの正常化
  • 毛母細胞の活性化

ジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞に侵入すると髪のヘアサイクルが乱れ、休止期・後退期の髪の割合が多くなります。通常、成長期の髪の割合は7割程度、休止期と後退期が2~3割程度と言われていますが、その割合が逆転してしまい、新しい髪が生えてこなくなります。

頭皮への血行を促進することによってヘアサイクルを正常に戻し、成長期の髪の割合を復活させます。また、ミノキシジルには毛母細胞を活性化させ毛包を大きく成長させる効果も期待できます。

成長期の髪の割合を増やしつつ、毛根細胞も活性化させることができるのでAGA治療薬の代表的な選択肢として注目されています。

プロペシア

プロペシアも厚生労働省によって認可されているAGA治療薬です。もともとプロペシアはガン治療のために使用されていましたが、使用者に発毛効果が現れたために薄毛治療薬としても活用されるようになりました。

プロペシアには男性ホルモンの活動を抑制する効果があり、それによってジヒドロテストステロンの影響を抑え込むことができるのです。プロペシアの効果は半年程度で現れると考えれており、比較的早い段階での治療効果が期待できます。

しかし、プロペシアを服用すれば必ず髪が生えるという訳ではなく、あるデータによると全体の1~3割程度に大きな変化が起きるようです。

AGAによって前頭部の薄毛がかなり進行していたのにプロペシアの服用によって髪がフサフサになったという情報もあります。生え際の薄毛治療を真剣に考えているのであれば、しっかりと検討したい治療薬です。

ミノキシジルとプロペシアの併用

AGAによって生え際の薄毛が進んでしまったものの、まだ諦めたくない!という方にはミノキシジルとプロペシアの併用が効果的かもしれません。

前述のようにミノキシジルは頭皮の血行を促進させることによって、育毛効果を生み出します。そして、プロペシアには脱毛の根本的な原因になるジヒドロテストステロンの影響を抑制します。両者の効果性が相まってさらに高い効果性を発揮してくれるでしょう。

ただし、注意点があります。ミノキシジルもプロペシアも個人輸入によって購入することができますが、インターネットなどで購入した治療薬には安全値以上の成分が配合されていることもあります。

両者を単体で服用するにしても併用するにしても専門のクリニックから処方してもらったものを使用しましょう。

サガーロ

デュタステリドとも呼ばれているサガーロは2015年に厚生労働省の認可を受け2016年から販売が開始されています。サガーロもプロペシア同様、5αリクターゼを阻害することでジヒドロテストステロンの影響を抑制し生え際の薄毛治療を目指します。

また、サガーロはプロペシアよりも5αリクターゼに対する影響力が強いという意見もあり、新しい薄毛治療薬として活用されています。

AGA治療薬の副作用

ミノキシジル

ミノキシジルには以下のような副作用が出る可能性があります。

  • 頭皮の痒み
  • めまい
  • 吐き気
  • 体毛が濃くなる

ミノキシジルには血管拡張作用があり、急激に血管を拡張させるため人によっては上記のような副作用が出る可能性があります。よく報告される副作用は頭皮の痒みです。お風呂に入ったり、運動するなどして急に血行が良くなると体が痒くなることがありますが、同じ原理です。

ミノキシジルによって血行が促進されたため頭皮に痒みを感じることがあるようです。基本的には数週間程度で収まるようですが、もし長期化するようなら専門に相談する必要があります。

また、全身の体毛が濃くなる、という副作用も報告されています。これも、全身の血行が促進されることに伴う症状です。胸毛やすね毛が濃くなった場合はミノキシジルによる副作用が現れていると判断できるでしょう。

プロペシア

プロペシアを服用することによる副作用には以下のようなものがあります。

  • 肝機能障害
  • 男性機能障害
  • 性欲減退

プロペシアを服用すると男性ホルモンの影響を抑制することができますが、それに伴って男性機能の低下が発生する可能性があります。勃起不全になったり、性欲減退を実感している使用者もいるようです。

しかし、これらの副作用は使用者全員に発生するわけではなく、全体の数パーセント程度と言われています。副作用については十分に検討したうえで薄毛治療薬を服用する必要があります。専門医と相談しながら服用期間や治療方法を決定しましょう。

AGAが治る人の特徴とは?

M字ハゲには治りやすい人と治りにくい人がいるようです。生え際治療を開始しした時に最大限の効果を発揮できるように今からAGAが治る人の特徴を把握しておきましょう。

生え際の後退が初期段階

M字ハゲが初期段階であればあるほど症状改善の可能性が高くなります。AGAは進行性のため放置しておいた期間が長くなればその分治療も難しくなります。一概には言えませんが、AGAによる薄毛を実感してから3年以内には治療を開始したほうがいいでしょう。

しかし、5年以上薄毛を放置していたという方でも諦める必要はありません。今からでも治療を開始することで症状の進行を抑えることができるかもしれませんし、少しずつ薄毛を改善できる可能性もあります。大切なのは早い段階で治療を開始することです。

年齢が若い

AGAは年齢を重ねるほど発生する確率が高くなり60代になると7割程度の人がAGAになっているという情報もあります。20代30代でも薄毛に悩んでいる人は大勢いますが、若ハゲでも治療は可能です。というより、若い年代で治療を始めた方が効果性も高くなります。

髪の毛母細胞の細胞分裂の回数には上限があり、分裂回数の上限を超えてしまうとAGA治療を行っても思ったような効果性が現れないかもしれません。若いうちに治療を開始するなら毛母細胞の上限もまだ残っているので、細胞を活性化させることで若ハゲを改善することができるでしょう。

良好な頭皮環境

頭皮環境の乱れが薄毛を助長させるように、良好な頭皮環境はAGA治療を成功に導いてくれるでしょう。血行促進、栄養状態、頭皮の柔らかさ、これらはM字ハゲ治療を成功させるうえで重要なポイントになります。

専門のクリニックで治療薬を処方してもらっても頭皮環境が酷いと薬の効果性も半減してしまうでしょう。良好な頭皮環境を作るためには育毛剤の使用や頭皮マッサージの実施などが効果的です。頭皮環境は短期間で変化するものではありませんから、根気よく改善に努めましょう。

健康的な生活習慣

健康的な生活習慣は薄毛治療成功の可能性を増し加えます。

  • バランスの取れた食事
  • 適度な運動
  • 良質な睡眠
  • 正しいシャンプー方法

バランスの取れた食生活は重要です。ジャンクフードや油が多い食生活が中心になると皮脂の過剰分泌の原因になり、頭皮トラブルの原因になることがあります。

また、体内の栄養素が不足すると髪への栄養供給が阻害され、髪の発育速度が遅くなるかもしれません。絶対に髪が生えるという商材はないので、バランスの取れた食生活を意識しましょう。

加えて、良質な睡眠も欠かせません。髪の細胞は就寝中に細胞分裂を活性化させるので十分な睡眠をとれるように、睡眠環境や寝具にこだわってみるのもいいでしょう。

AGAで生え際が薄くなったら専門のクリニックで治療!

今回は生え際の薄毛、M字脱毛症に焦点を当てて解説しました。

M字型ハゲの根本的な原因は男性ホルモンに関係するジヒドロテストステロンの影響によるものです。効果的に治療するためには専門病院で処方される薄毛治療薬を服用する必要があるでしょう。

薄毛治療は時間との戦いです。AGAは時間と共に進行していきますから、早い段階で専門クリニックでの治療を開始しましょう。

AGAマガジンおすすめクリニック

AGAクリニックの選び方

通いやすい

AGAは続けることが重要なのでアクセス面は重要!

費用が明確

治療過程で追加料金が発生するかなどを事前にチェック!

この記事を読んだ人はこちらも読んでいます