AGA診断とは?セルフチェック方法から病院での治療内容・費用まで解説

AGAの基礎知識 2019.01.15

今すぐAGA診断

60歳になると3人に1人が発症すると言われている男性型脱毛症AGAは進行性の脱毛症です。症状を放置しておいても状態が良くなることはなく、薄毛は進行していきます。

自分の薄毛はAGAなのか?それをチェックするのがAGA診断です。初期段階で治療を開始すれば完治する可能性も高くなりますし、治療費も安く済みます。AGAのセルフチェック方法と病院でのAGA診断について特集します。

AGAのセルフチェック方法

頭頂部をチェック

O字型脱毛症とも呼ばれているこの症状は頭頂部から薄毛が進行します。つむじあたりの髪の量が少なくなってきているなら要注意です。

AGA専門のクリニックを受診する患者の半数は頭頂部の薄毛に悩んでいるようですが、その患者の多くが急にハゲた!と思っているようです。ですが、実際は薄毛の進行に気づかずに症状を放置しておいたことが原因でしょう。

急にハゲる、というのは円形脱毛症のような症状の場合で、十円玉のような形で一か所だけ集中して脱毛します。頭頂部の全体にわたって薄毛が進行しつつあるのであれば、AGAの発症を疑った方がいいかもしれません。

前頭部の薄毛

M字型脱毛症とも呼ばれているこの症状もAGAの特徴の一つです。おでこの両方がM字のように反りあがってきているならAGA発症の可能性があります。このまま放置しておくなら両端の薄毛が進行して、最終的には頭頂部まで薄毛がつながるかもしれません。

前頭部の薄毛は改善しにくいと言われていますから、初期症状を見逃さずに早い段階で治療を始める必要があります。鏡の前に立っておでこの広さを確認しましょう。前よりおでこが広くなったかな?両端が反りあがってきたかな?と感じたならAGAの発症を疑った方がいいかもしれません。

薄毛の進行過程からAGA診断!

男性型脱毛症AGAには一定の進行過程があります。基本的に例外はなくAGAを発症する方のほとんどが同じ過程をたどります。AGAには男性ホルモンやジヒドロテストステロンの影響が関係しており、男性であれば共通のAGA過程が現れると思っていいでしょう。

AGAの進行過程を把握しておくことで薄毛の初期段階で治療を開始することができます。

髪のコシがなくなる

AGAを発症すると髪のヘアサイクルが乱れ、本来ある髪の成長期間が短くなり細い髪しか生え出なくなります。通常は4~6年の成長期間があると言われていますが、AGAになると1~3年程度にまで短くなるようです。

その結果、髪が細くなりコシのない弱い髪質になってしまいます。最近のあなたの髪質はどうでしょうか?以前は硬い髪をしていたのに急に弱々しい髪質になった・・・と感じているならAGAの初期段階が進行しているのかもしれません。

表面的には薄毛が進行しているように見えないかもしれませんが、細胞レベルでは薄毛の影響が進行している可能性があります。

ヘアスタイルが決まらない

髪のコシがなくなると思い通りのヘアスタイルが決まらなくなります。特に前頭部や頭頂部のヘアスタイルが決まりにくくなり、ボリューム感のある髪型が難しくなります。もし、ヘアスタイルが決まりにくくなっているなら、自分の髪の状況を真剣に見つめなおす時期かもしれません。

抜け毛が増える

ジヒドロテストステロンの影響によってAGAを発症すると抜け毛の量が増えます。ジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞に入り込むと、髪の生育を阻害してヘアサイクルが乱れます。

個人差がありますが人間には10万本の髪があるといわれており、一日の抜け毛の量は100~150本程度と言われています。新しい髪が生え出るためには古い髪が抜ける必要があるので髪が抜けること自体は悪いことではありません。

しかし、量が多すぎると薄毛を進行させることになり注意が必要です。一日の抜け毛の量が許容量を超えているならAGAが進行している可能性があり適切な治療が必要になるでしょう。

朝の抜け毛

抜け毛の量を判断するうえで参考になるのは朝起きた時の抜け毛の量です。一概には言えませんが、理想的には0~5本程度に抑えておきたいものです。というのは、抜け落ちるべき髪の毛は前日のシャンプーの時に抜けているはずだからです。

枕に白色のシーツをかぶせておくなら抜け毛の数を正確に把握できるでしょう。朝の抜け毛に量が10本以上になっているならAGAがかなり進行している可能性がり、頭皮環境の正常化や男性ホルモンの影響を抑制するなどの対策が必要です。

シャンプー時の抜け毛

一日の中で髪が一番抜けるときはシャンプー時です。一日の抜け毛の半数程度がシャンプー時に抜けているという見方もあります。しかし、シャンプー時に100本以上の髪が抜けているならそれは異常の可能性があります。洗うときに指に絡まる髪や排水溝に絡まっている本数が多いなら要注意です。

専用の排水溝シートなどの使用して一回のシャンプーでどのくらいの髪が抜けているのかチェックしてみるといいでしょう。季節や体調によって抜け毛の本数は変わるので一定期間、一週間ほど連続して調べてみると平均数値が分かるかもしれません。

毛根の状態が悪化

毛根の状態が悪くなっているならAGAが進行している可能性があります。健康的な髪の毛根はマッチ棒のように膨らんでいます。ヘアスタイルが正常で十分な栄養を吸収している証拠です。

一方でAGAが進行している髪の毛根は細く尖っていたり、歪な形をしていることがあります。栄養状態が悪く毛根に栄養が行き届いていない証拠かもしれません。また、毛根の先から白く細い棒状のものが出ているなら、頭皮環境が乱れていることの証拠なので薄毛を進行させないためにも対策を講じる必要があるでしょう。

頭皮の硬化

AGAを発症している方の頭皮を触ってみると非常に硬く、皮が張っているバスケットボールのような状態になっていることがあります。硬い頭皮は髪の生育に悪影響を与え、髪のヘアサイクルを短くする原因になります。両方の手で頭皮を掴み、上下左右に動かしてみましょう。

スムーズに動かすことができるようであれば頭皮の状態は良好ですし、カチカチで全く動かないようであれば今すぐに薄毛治療を開始した方がいいかもしれません。加齢とともに体の皮膚は固くなっていきますが、頭皮も同じです。柔らかい頭皮を維持できるように努めましょう。

頭皮の色をチェック

頭皮の硬化レベルが進むと頭皮の色が変色し、頭皮環境が悪化します。自分の頭皮の状態を把握するために頭皮の色をチェックしてみましょう。通常、血行が良く柔らかい頭皮は青白い色をしており、指で押さえると軽くへこむくらいの柔軟性があります。

しかし、硬い頭皮は茶色だったり、赤みがかっていることもあります。指で軽く押さえても弾力性はなく、皮が張り詰めているバスケットボールのような感触になるでしょう。

AGA専門のクリニックで診断を行う時にも頭皮環境は大きなポイントなります。普段から自分の頭皮の色をチェックしておくことでAGAの進行を早い段階で見つけることができるかもしれません。

遺伝子レベルでのAGA診断

AGAと遺伝はとても強い関係性があります。薄毛の遺伝子を強く受けついているほどAGAを発症する確率は高く、進行する速度も速くなります。自分の薄毛遺伝子について把握することで早い段階でAGA対策が可能になるでしょう。

髭・体毛が濃い

AGAを発症する主な原因は男性ホルモンに含まれるジヒドロテストステロンの影響によるものと言われていますが、体毛が濃い方はジヒドロテストステロンの影響を受けやすいようです。

男性ホルモンの影響が強く出る人の方が薄毛になる確率は高く、髭・体毛が濃い方は薄毛遺伝子を強く受け継いでいる可能性があるので要注意です。個人差があるので一概には言えませんが、朝髭を剃っても夕方にもう一度剃らなければいけない人や胸毛やすね毛が濃い方は早い段階でのAGA検査が必要かもしれません。

母方に薄毛の人が多い

薄毛の遺伝子は母方から受け継がれると言われており、母方の親族に薄毛の人が多ければあなたにも薄毛の遺伝子が受け継がれている可能性が高いでしょう。母親自身にはテストステロンと呼ばれる女性ホルモンがたくさんあるため、薄毛になる可能性は少ないようです。そのため、母親自身が薄毛かどうかはあまり参考になりません。

母親の父や男兄弟にAGAを発症している人が多く、あなた自身も薄毛の進行を実感しているのであればAGAを発症していると診断できるかもしれません。薄毛と遺伝は大きな関係がありますが、遺伝ですべてが決まってしまうわけではなくAGAを早期に発見し、AGA専門クリニックで治療を受ければ薄毛を完治できる可能性はあります。

お手軽なAGA診断

AGA専門クリニックに行くのは抵抗があるという方やお金をかけずにAGA診断を行いたいという方にはお手軽AGA診断がお勧めです。自宅で簡単にできますし、費用も少なくて済むでしょう。二つの方法をご紹介します。

AGA検査キッド

AGA検査キッドはインターネットで申し込むことができるお手軽AGA診断方法です。口の中の細胞を採取することによってAGAを発症しやすい体質なのか、AGA治療薬が効きやすいタイプなのかをある程度把握することができます。費用は10,000円前後なので薄毛の進行が気になっている人にはお勧めです。

インターネットで検査キッドを申し込むと検査用のセットが送られてきます。口内の細胞を綿棒で採取して指定された容器に入れ、送り返すだけで検査は終了です。一週間程度で結果が送られてくるようです。

AGAセルフチェックシート

AGAセルフチェックシートは一番お手軽なAGA診断方法といってもいいでしょう。基本的に無料で行うことができますし、数十秒で完了します。指定された数個の質問に答えるだけでAGAを発症しているのか診断できます。

ただし、このタイプの診断シートでは正確な内容を把握することができず、診断の内容にも懸念が残ります。やはり正確な診断を求めるのであれば専門のクリニックを受診する必要があるでしょう。

専門クリニックでのAGA診断

自己診断でAGAをある程度診断することもできますが、より正確に診断するためにはAGA専門クリニック等を受診する必要があるでしょう。

自分ではAGAを発症していない!と思っていても実は水面下で薄毛が進行していることもあるのです。早い段階で的確に状況を把握するためには専門医に診てもらう必要があります。AGA専門クリニックでの診断内容を解説します。

問診検査

病院でAGA診断を依頼すると最初に問診検査が行われます。問診票に薄毛の情報を記載することで現在の状況を的確に判断します。以下のような情報を記載する必要があるでしょう。

  • 薄毛の経過期間
  • 育毛剤や薄毛治療薬を使用しているか
  • 親族に薄毛の人がいるか
  • 心臓や肝機能に問題があるか

上記の質問は今後の薄毛治療を行っていくうえで重要な情報になりますから正確に記載しましょう。

例えば、心臓や肝機能に障害がある場合、プロペシアなどの治療薬が使用できない場合があります。また、使用している育毛剤との相性が悪く治療薬の効果性が薄れてしまうこともあるようです。

このほかにも気になることや不安要素があればこの機会に聞いておきましょう。治療期間や費用感などは不安要素になる部分ですからしっかりと確認しておくといいでしょう。

視診検査

問診票への記入が終わると専門家による視診検査が行われます。頭皮の状態や毛根の状態をチェックしてAGAを発症していないかどうかを診断します。AGA専門クリニックでは過去の事例等の写真も見せてくれることろもあります。AGAの初期段階・中期・末期段階などの写真を見て今の自分の状態を客観的に把握することができるかもしれません。

また、専用器具を使って頭皮を拡大して見ることもできるでしょう。毛穴の状態や皮脂の分泌量、雑菌の繁殖の状態などを専門家目線で診断してくれます。問診と視診検査が終わりAGAと診断されたなら今後の治療法についての提案な行われ、希望するなら治療薬が処方されます。

毛穴から何本の髪が生えているか

AGAを発症していない健康的な毛穴からは2~3本程度の髪が生えていますが、ジヒドロテストステロンの影響によって薄毛が進行している毛穴からは1本のみ、または全く髪が生え出ていない場合もあります。

肉眼で毛穴から出ている髪の本数を確認することは難しいので、マイクロスコープなどの専用機械を使ってチェックします。側頭部や後頭部の毛穴からは数本の髪が生え出ているのに、頭頂部や前頭部からは1本程度の髪しか生え出ていないならAGAと診断される可能性が高いでしょう。

遺伝子検査

AGA専門のクリニックでは遺伝子検査を行ってくれるので、自分がAGAを発症しやすい体質なのか、AGA治療薬が効きやすいタイプなのかを遺伝子レベルで知ることができます。この検査はAGAの初期段階の方や将来的な予防のために診断を行いたい、という方におすすめです。

というのはAGAがかなり進行している状態で遺伝子検査を行って費用がかさむよりは、すぐにでもプロペシアなどによる治療を開始した方が効果的だからです。自分の薄毛の進行状況に合わせて最適な治療方針を選びましょう。

AGAクリニックでの治療内容とは?

専門クリニックで診察を受けてAGAと診断されたなら、いよいよ治療の開始です。

今のところ、AGAの治療方法として主流なのは内服薬と頭皮に治療薬を塗布する外用薬による治療です。一般的には薄毛治療薬を服用する内服治療が主流なのでその内容についてご説明します。

プロペシア

薄毛治療薬の内服薬として有名なのがフィナステリド成分を配合したプロペシアです。MSD製薬から販売されている生来のプロペシア商品もありますし、ジェネリック製品を選ぶこともできます。

プロペシアには5αリクターゼの生成を抑制し、ジヒドロテストステロンの影響を抑制する効果があります。厚生労働省によっても効果性が認められているのでAGAを効果的に治療したい方にはおすすめの治療薬です。

プロペシアの服用した患者の10人中1~3人適度に劇的な変化が起こり、髪が全くなかった状態からフサフサの髪に変化した人もいるようです。ただ、プロペシアには副作用の懸念があるため専門医と十分に相談したうえで使用する必要があります。

ミノキシジル

元来血圧降下剤として使用されていたミノキシジルには血管拡張作用があり、全身の血行を促進させることで頭皮への栄養供給をスムーズに行います。

厚生労働省によっても薄毛治療に対する効果性が認められており、大正製薬から販売されている医薬品育毛剤リアップにも配合されています。AGA治療と血行促進は大きな関係性があり、血行促進が薄毛治療のカギになるようです。

また、ミノキシジルはプロペシアとの併用も可能なので、両者を並行して服用することによって育毛効果を高めることができるでしょう。ただし、ミノキシジルには頭皮の痒みやめまい、吐き気などの副作用の可能性があるので十分に情報を精査したうえで服用する必要があります。

AGA治療の費用

AGA専門のクリニックでの治療費

AGA専門のクリニックによっても違いがあるため一概には言えませんが、平均的な費用感は以下の通りです。

  • 初診料:約5,000円
  • 処方箋:約10,000円
  • 遺伝子検査などの特別検査:約5,000円

上記の金額はあくまでも目安です。正確な金額を知りたいのであればクリニックに事前に問い合わせるといいでしょう。

AGA治療では健康保険を使用することができないので高額治療になりがちです。継続的に治療を続けているだけの経済力があるか事前に確認しておきましょう。

育毛剤での治療

インターネットで販売されている育毛剤の平均金額は約8,000円です。使用期間は一カ月が基本なので毎月10,000円程度の出費が必要になります。

販売されている育毛剤の多くは医薬部外品になっており劇的な変化が起こりにくくなっています。そのためAGAが進行している人が育毛剤治療を開始しても効果が現れにくいこともあるようです。

効果的に薄毛治療を進めるためには、やはり専門の病院を受診した方がいいでしょう。

AGAクリニックと皮膚科 どっちが安い?

AGA診断は専門のクリニックだけでなく皮膚科でも行うことができます。脱毛症は皮膚病の一種なので皮膚科の先生もAGAの症状を診断することができるのです。選ぶ病院や診断方法によっても違いがありますが、基本的に金額に差はないようです。どちらも保険適用外の診断になりますし、初診料にあまり違いはないようです。

ただ、皮膚科で診断してもらう場合、皮膚科の先生は一般的な皮膚病の一種としてAGAを診断することでしょう。一方で、AGAクリニックの場合は過去のAGAの症例などを参考にしながら診察を行います。

AGAによる薄毛に焦点を当てて治療を行いたいのであればAGAクリニックを受診した方が効率的かもしれません。

AGA診断は専門のクリニックが最善!

今回はAGAの診断方法に焦点を当てて解説しました。薄毛の進行状況や遺伝子レベルでの診断方法をご紹介しましたし、セルフチェックシートやAGA検査キッドについても解説しました。

どれも効果的な診断方法ですが、より具体的に状況を把握したいのであれば専門のクリニックを受診することをお勧めします。貴重な時間を無駄にすることなく最短でAGA治療を開始することができるでしょう。

薄毛治療は時間との戦いです。なるべく早い段階でAGAを見極めて最適な治療を始めましょう。

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